シンポジウム「逆境に打ち勝ち、リーダーとして道を切り開くには~豊かな男女共同参画のために」

「逆境に打ち勝ち、リーダーとして道を切り開くには」
~東大駒場の大人気講義、瀬地山角先生のジェンダー論からのスピンオフ講演~

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※このシンポジウムは只今一般参加申込受付中です。どなたでもご参加いただけます。

学生の皆さん、こんにちは。東大女子同窓会さつき会です。突然ですが、皆さんはこれからいつか必ず、逆境に出会います。
ときに、自ら招き、ときに、理不尽に降りかかり、それでも現状を打破しなければなりません。

今回は、常に「女性初」と言われながら、各分野でパイオニアとなって道を切り開き、その道の第一人者となった、「スーパーな」先輩方を4名お招きしています。
彼女達は、なぜ逆境に打ち勝ったのか。
それは、強靭なメンタルか、いや自己鍛錬か、はたまた叡智と機知にとんだセンス所以なのか。
自分以外アウェイ、そんなときのためにも、人生のヒントが必ずここにあります。

シンポジウムにはどなたでもご参加いただけます。
今年は東大に女子学生が入学して70年。そしてさつき会設立55周年。
実はこのシンポジウムは、駒場の瀬地山角先生の大人気講義ジェンダー論の授業から発案され、東京大学男女共同参画室の後援を得て企画しました。
東大における男女共同参画の歴史に興味のある方、現状や今後の展望について一緒に考えたい方など、
男女問わず幅広いご参加をお待ちしております。

参加希望の方は、下記のリンクのフォームよりお申込みください。

【シンポジウムの概要】

  • 日 時: 6月11日(土)13時半〜16時(13時開場)
  • 場 所: 東大駒場キャンパス内21KOMCEE WEST 地下1階 レクチャーホール(200名収容)
  • 最寄り駅:京王井の頭線駒場東大前駅下車
  • パネリスト:4名
    • 遠山 敦子 様(元文部科学大臣、62年法卒)
      遠山敦子さんと本企画主催の学生達

      遠山敦子さんと本企画主催の学生達

      昭和37年東京大学法学部卒業、同年4月に文部省に入省。
      つねに女性初のタイトルの下に、中学校課長など4課長を努め、
      その後、文化部長、文化庁次長、教育助成局長、高等教育局長を経て、文化庁長官を歴任。
      平成8年には駐トルコ共和国大使、そして帰国後、平成12年に国立西洋美術館館長就任。
      平成13年4月からは小泉内閣で民間から文部科学大臣として入閣。
      平成17年4月より、財団法人新国立劇場運営財団理事長に就任、平成23年3月末退任。
      財団法人松下教育研究財団(現公益財団法人パナソニック教育財団)理事長として、
      「こころを育む総合フォーラム」を立ち上げ、平成19年1月には提言を発表。
      現在、公益財団法人トヨタ財団理事長、平成19年より財団法人日本いけばな芸術協会会長に就任。

    • 高橋真理子 様(朝日新聞、79年理卒)
      高橋真理子さん
      朝日新聞記者。1979年朝日新聞入社、「科学朝日」編集部員や論説委員(科学技術、医療担当)、
      科学部次長、科学エディター(部長)などを務める。
      著書に『最新 子宮頸がん予防――ワクチンと検診の正しい受け方』、
      共著書に『村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?』『独創技術たちの苦闘』
      『生かされなかった教訓-巨大地震が原発を襲った』など、
      訳書に『ノーベル賞を獲った男』(共訳)、『量子力学の基本原理 なぜ常識と相容れないのか』。
    • 大塚 聡子 様(NEC宇宙システム事業部、85年工卒)
      大塚 聡子
      NEC 宇宙システム事業部 プロジェクト推進部 エキスパートエンジニア。 工学部物理工学を卒業後、東芝に入社。宇宙ロボットの研究開発を担当。一端、米国の大学(航空宇宙工学)に約1年半留学。卒業後東芝に復職。01年東芝とNECの合弁会社へ出向。07年からNECに転籍。
      「宇宙を人が行く場所にしたい」との夢の下、宇宙空間で働くロボットアームの開発に携わって約30年。
      「ロボットアームの母」と称され、「きぼう」などで採用されている日本独自のアームの設計開発、
      宇宙飛行士の訓練に注力し、日本さらに世界の宇宙戦略に貢献を果たした。
    • 中野 香織 様(服飾研究家、87年養卒)
      中野香織さん
      エッセイスト/ 服飾史家/ 明治大学国際日本学部特任教授
      過去2000年の男女ファッション史から最新モード事情まで研究・執筆・レクチャーをおこなっている。
      東京大学大学院博士課程単位取得満期退学、ケンブリッジ大学客員研究員を経て文筆業、
      2008年より明治大学国際日本学部特任教授。専門はファッション文化史、ダンディズム史、イギリス文化史。著書『モードとエロスと資本』(集英社新書)、『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』(新潮選書)、『愛されるモード』(中央公論新社)ほか多数。監訳『シャネル、革命の秘密』(ディスカヴァー・トウェンティワン)ほか翻訳も手掛ける。『英和ファッション用語辞典』(研究社)監修。新聞・雑誌・ウェブでの連載記事多数。新刊『紳士の名品50』(小学館)5月20日発売。
  • 主 催: さつき会と女子学生有志6名
    • 中西彩子(工学部計数工学科システム情報工学コース4年)
    • 山口晴香(理学部生物学科4年)
    • 佐藤夢木(経済学部経済学科3年)
    • 菅野美結(経済学部経済学科3年)
    • 福田雛子(経済学部経営学科3年)
    • 菊池愛美(文科一類2年)
  • 後 援: 東京大学 男女共同参画参画室

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