本報告はさつき会創立60周年記念事業「第2回東⼤卒⼥性の⽣活と意識に関する実態調査」として実施し、さつき会員の他、東京大学女子卒業生・女子学生の皆様にご協力いただいたアンケート調査の他、世代別の座談会を行ったものをまとめたものです。アンケートの項目は45周年記念事業「第1回東⼤卒⼥性の⽣活と意識に関する実態調査」を踏襲しつつ、その後の時代変化等も考慮し、いくつか新たな項目も設けました。東京大学への女子入学生の比率は総数で20%前後の状況が15年以上続いております。その背景には、長年の社会情勢から、女子が東京大学に入ることについてのメリットがみえないこともあったのではと推察されます。本調査では現に東京大学に入学して学んだ女性たちの、「東京大学の受験を決めたモーティベーション、また大学に入った後どのように考え、どのような人生を歩んだか」等を浮き彫りにすることを目的に企画いたしました。是非、数字から読み取っていただければと思います。

お願い

本報告の著作権は、さつき会に帰属しており、本報告書の全部または一部の無断複製等の行為は、法律で認められる場合を除き、著作権の侵害に当たります。引用を行う際には、必ず出所を明示(例:さつき会60周年記念企画「東大女性の実態調査〜キャリア・生活・意識〜」、p##、等)するようにお願いします。

調査概要

・実施者︓さつき会

・実施期間︓2021年4⽉1⽇〜7⽉31⽇

・対象者︓東京⼤学⼥性卒業⽣の会さつき会会員を含む任意の東京⼤学在学中・卒業⼥性

・実施⽅法︓インターネットからの回答、・全42問

・有効回答数︓361 

アンケート報告

アンケート結果(Part. 1-6, 自由記述)全体はこちらからご覧ください。
60周年アンケート報告.PDF

・Part. 1 回答者のプロファイル・出身校・入学・家庭環境

・Part. 2 仕事

・Part. 3 パートナー・結婚・生活

・Part. 4 社会活動全般

・Part. 5 収入

・Part. 6 大学時代

・自由記述

・分析報告_東大卒女性と結婚—その神話と実態—
こちらのリンクからご覧ください

・座談会記録(年代別編・学生編)
<年代別(20代〜70代)編はこちらからご覧ください>*修正中
学生(当時現役男女学生)編はこちらからご覧ください

アンケート担当グループ

本アンケート調査・報告書の作成は以下のメンバーが担当しました。

60周年記念委員会委員長:金澤亮子(1992文)

アンケート企画・集計・分析:筑本知子(1988工)・竹内美晴(2018文)・細田満和子(1992文)

協力:鵜瀞恵子(1977経)・三塚典子 (1980養) ・ 井原圭子(1988公法・朝日新聞社 ジェンダープロジェクト担当補佐)