さつき会55周年記念事業 シンポジウム パネリスト紹介1 大塚聡子さん

大塚 聡子

大塚 聡子

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟のロボットアーム開発を担当したNEC 宇宙システム事業部 エキスパートエンジニアの大塚聡子さんは、学生時代はスポーツ愛好会の女子部長。

金属表面から発生する微弱な電子線を計測する研究をしていて、ネオンなどからのノイズの影響を最小限に抑えるため、実験開始は夕方。真夜中に正門を乗り越えコンビニに買い出しに行っていたそうです。

大塚さんは、女性は高い適応能力が備わってい
る、と指摘します。「完璧なロールモデルとしてではなく、失敗から軌道修正を繰り返してきた人間として語りたい」とおっしゃる大塚さんが、今、学生の私たちに伝えたいこととは。

(文責:理学部生物学科4年 山口晴香)

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大塚聡子さんプロフィール

NEC 宇宙システム事業部 プロジェクト推進部 エキスパートエンジニア
「宇宙を人が行く場所にしたい」との夢の下、宇宙空間で働くロボットアームの開発に携わって約30年。
「ロボットアームの母」と称され、「きぼう」などで採用されている日本独自のアームの設計開発、
宇宙飛行士の訓練に注力し、日本さらに世界の宇宙戦略に貢献を果たした。