5/9(日)『日米現地事情生トーク ーわたしの「ふつう」は誰かの「ふしぎ」 ところ変われば常識も!?ー』生活編を開催しました

先日5月9日に行われました『日米現地事情生トーク-わたしの「ふつう」は誰かの「ふしぎ」 ところ変われば常識も!? – 』について、ご報告します。

【開催日程】

5月9日(月)9:30~11:30 (日本時間) オンライン開催

【概要】

さつき会アメリカからプレゼンターとオブザーバー合わせて7名の会員にご参加いただき、米国在住ならではの経験から日米間での主に生活面での相違について、気付いたことや驚いたことを紹介いただきました。

各プレゼンターより15分程度の連続講演に続いて、各プレゼンター毎に4つのグループに分かれての質疑応答、最後に全員で各ルームの議論を共有する事が出来ました。

日本スタッフ、さつき会アメリカからのサポーター (大迫さん、鈴木さん、東條さん)を含めて総勢31名の参加となり、有意義な意見交換をすることができました。

「米国在住の方から現況を生で聞けたことがよかった」「幅広い世代と異なるキャリア、生活環境の方々のコメントをリアルタイムで聴かせて頂けることがとても貴重」など、参加者からたくさんの感謝のコメントが寄せられました。

 ・プレゼンター

​小出明子さん NY地区在住、さつき会アメリカ代表

​スタイルズ珠希さん ワシントンDC地区在住

​前田千尋さん シカゴ地区在住

​高橋舞美さん カリフォルニア州サンノゼ地区在住

【生活編として提供された話題の概要】

・日米教育事情の相違(入試制度、高額な学費、学びへ徹する学生生活、レガシー制度

・COVI-19による仕事と生活の変化

・医療保険制度の相違

・人種による居住分布から平均年収、犯罪率の比較

・宗教観の相違、科学への認識の相違、生活習慣の相違(公園など公の場での飲酒は禁止、等)

・真のプロフェッショナリズム意識の相違

・州ごとの医療制度、税金等の相違 

・自然豊かな地域ならではの快適さがある一方で、自然災害への対応等、米国ならではの生活

・仕事上で異なる言語でやりとりする際にリマインドしておくべき表現方法の相違

•個人主義、リスクに立ち向かう勇気、上司という立場でなく行動で信頼を勝ち取る点から比較

•人種主義の問題を、根本原因から見る大切さ(例:米先住民とヨーロッパ人の入植、黒人奴隷の歴史)

・その他

現在、ご参加いただいた皆様へアンケート調査を実施しているので、それらのご意見を集約して今後の活動へ活用したいと思います。また、さつき会会員相互の親睦と交流のためのテーマも募集しております。ご興味・ご関心・問題意識の対象についてのご意見もお寄せください。

6月には「日米現地事情生トーク-仕事編」の開催を予定しておりますので、こちらへもぜひご参加ください。

以上