2020/10/17(土)ホームカミングデイ さつき会映画上映会「ぼけますから、よろしくお願いします。」

今年のホームカミングデイは、初のオンライン開催となります。

さつき会では、信友直子さん(84文)が監督した、令和元年度文化庁映画賞・文化庁記録映画大賞受賞映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』をオンライン上映します。

※お申込みを締め切りました。ありがとうございました。

■第19回東京大学ホームカミングデイ さつき会映画上映会
「ぼけますから、よろしくお願いします。」
監督:信友直子さん(84文)令和元年度文化庁映画賞・文化庁記録映画大賞受賞映画

◆日時:日時:2020年10月17日(土) 15:00~17:00

◆オンライン上映 Zoom利用

◆当日のタイムスケジュール
14:45~15:00  (入室可能)さつき会の紹介
15:00~16:42 上映開始 1時間42分
16:45~17:00 信友監督舞台挨拶、写真撮影

◆視聴無料、事前申込制、先着85名 ※お申込みを締め切りました。

◆お問合せ event-contact[at]satsuki-kai.net [at]→@に置き換え

◆Zoom上映会参加方法
・パソコンの場合
1. 上映会主催者から送られた招待URL(赤丸部分)をクリック。

2.登録制のため、お名前とメールアドレスを入力し登録。


3. 次の画面に出てくる参加URLをクリック。

もしくは、登録メールアドレスに届いたメールの参加URLをクリック。

4.「コンピュータオーディオで参加する」をクリックし、上映会に参加。


・スマートフォン、タブレットの場合
1. Zoomアプリをインストール。
2. 上映会主催者から送られた招待URLをクリック。
登録制のため、お名前とメールアドレスを入力し登録。
3. 当日、上映会主催者から送られたミーティングIDとパスワードを入力し上映会に参加。音声は「インターネット経由で呼び出す」をクリックし、上映会に参加。

◆注意事項
・上映映画の録音、録画はご遠慮ください。
・ご自身のネット環境をあらかじめご確認ください。
・受信側のインターネット回線状況により、映像がスムーズに流れない可能性や、映像が観れない可能性があります。
高速インターネット回線を確保ください。
・画質は通常の上映と比較して荒くなります。
たまに、コマ遅れが起きる可能性がございます。ご了承ください。
・ビデオオフ、マイクオフでご参加ください。
・複数デバイスでのご視聴はご遠慮ください。

「ぼけますから、よろしくお願いします。」映画概要

広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。一人っ子の娘が、故郷を離れ結婚もせず好きな仕事に没頭している姿を、両親は文句も言わずに遠くから見守っていた…

45歳の時に「私」は乳がんになり、母は上京して不安な「私」に寄り添って看病してくれた。めそめそしてばかりの娘を、母がユーモアたっぷりの愛情で支える姿は、セルフドキュメンタリー「おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」として放送され、大きな反響を呼んだ。その頃から「私」は、故郷の両親との思い出作りのために「家族の記録」を撮り始めたのだが、2013年頃から、撮ったテープの中に少しずつ母のほころびが見え隠れしてきた…

2014年、母はアルツハイマー型認知症の診断を受ける。その時から、90歳を超えた父が80代後半の母の介護をする日々がはじまる。「私」は実家に帰ることも考えるが、父の「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」という言葉に、思い留まる。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始めた。

病気であることを突きつけられ苦悩する母、95歳で初めてリンゴの皮をむく父…認知症の患者を抱えた家族の日々を、娘である「私」の視点から丹念に描き、どの家族にも起こりうる普遍的な問題としてとらえたドキュメンタリーは、2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送すると、視聴者から再放送希望が殺到。その番組をもとに、映画用に追加取材と再編集を行った完全版である。

■監督:信友直子 プロフィール

1961年広島県呉市生まれ。1984年東京大学文学部卒業。

1986年から映像制作に携わり、フジテレビ「NONFIX」や「ザ・ノンフィクション」で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。「NONFIX 青山世多加」で放送文化基金賞奨励賞、「ザ・ノンフィクション おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。他に、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。本作が劇場公開映画初監督作品。

監督・撮影・語り:信友直子

プロデューサー:大島新・濱潤  共同プロデューサー:前田亜紀・堀 治樹・山口浩史

編集:目見田健 実景撮影:南 幸男 音響効果:金田智子 ライン編集:池田 聡 整音:富永憲一

配給宣伝協力:ポレポレ東中野・ウッキー・プロダクション

製作・配給:ネツゲン・フジテレビ・関西テレビ 本編102分 製作年:2018年

■クレジット
©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会

■ホームカミングデイとは?:

毎年10月第三土曜日に開催している、どなたでも参加いただけるイベントです。2002年に東京大学の同窓会組織が一同に会し、「第1回ホームカミングデイ」をスタートし、その後2004年の大学法人化を機に大学主催となりました。東京大学の最大の理解者である卒業生は先輩、後輩、恩師と旧交を温める場に、在学生は、卒業生との貴重な交流を、また地域の方々には、東大について広く知っていただく機会にしていただきたいと思います。

東京大学ホームカミングデイのホームページ