さつき会奨学金委員会 News 2014年7月

 さつき会総会でさつき会奨学金1,000円募金をしました!

 

夏が来て、はやばやと台風8号が来襲しました。みなさま被害はありませんでしたか。お元気にお過ごしでいらっしゃいますか。

7月5日にさつき会総会を駒場ファカルテイハウスで開きました。
今年の講演は人類学者長谷川眞理子さん(76理・生物・人類学、総合研究大学院大学教授、理事・副学長)に「進化生物学と男女共同参画:性差をどのように考えるか」と題して講演していただいた。学生時代、前人未踏の地域に探検に行きたいと思っていたとのこと。博士課程2年生から3年間タンザニア、タンガニーカ湖畔で野生チンパンジーの研究を行った。ご自分は雌の生殖戦略を、ご夫君の長谷川壽一東大理事・副学長が雄の生殖戦略を研究して、博士号を取得した。チンパンジーとヒトの分岐点は何か、いまだに研究中。チンパンジーだけでなく、生物は雌の戦略と雄の戦略は異なる。性差がないことにすることはできない。それを乗り越えてどうやって男女共同参画を実現していくか。興味の尽きない講演でした。

さつき会奨学生第一期生、第二期生も元気な姿を見せてくれました。現在、第一期生3名(文三、大分県立佐伯鶴城高等学校卒;理一、愛知県私立南山高等学校女子部卒;理二、山口県立徳山高等学校卒)と第二期生3名(文一、大分県立大分上野丘高等学校卒;文三、北海道立旭川東高等学校卒;理二、群馬県立高崎女子高等学校卒)へ奨学金を給付しています。

これまでも2年間さつき会奨学金へ暖かいご支援をくださいましてありがとうございます。高額のご寄付だけでなく、気軽にできるご寄付として今回、会場でさつき会奨学金1,000円募金を行い、50件ものご寄付をいただきました。ご協力ありがとうございました。

今回、4人の参加者の6人のお子さんの託児サービスをしました。1996年以降の卒業生の参加は10人と少ないですが、その内の4人が託児サービスを利用しました。若い世代の参加を誘うのに託児サービスは必要と感じました。
最近は東大基金のご尽力により外部の大口寄付もいただけるようになりまして、7月15日現在5,076万円の寄付が集まっています。これも皆様の温かいご支援の賜と深く感謝いたします。給付の期間を長くすることを目指していますので、さらなるご支援をお願いいたします。

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ご寄付についての方法は、下記の2通りです。
(1)銀行からの振込みご希望の方は東大基金事務局
(03-5841-1217 平日9時~17時)へ
「さつき会奨学金へ寄付を振り込みたい」と お電話の上、
振り込み用紙を入手。振り込み用紙の寄付目的欄に「さつき会奨学金」を“必ず”記入して下さい。
(2)ネットでのお申込みは 東京大学基金のプロジェクトページ
http://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt24.html から。
入力画面の「寄付目的」に「支援プロジェクトを指定する」を選び、
「さつき会奨学金」を必ず選択。

(ご寄付いただくにあたって:
30万円以上のご寄附をいただいた場合、東大基金から ご希望の方には安田講堂にお名前を刻印した銘板も掲示されるなどの特典もあります。
また、ご寄附は確定申告の際に申請できる控除の対象となります)

(1)(2)についての ご質問は
メール:kurono.yuna@mail.u-tokyo.ac.jp(東大本部職員:黒野)、
又は、東大基金事務局 03-5841-1217へ 。
その他、さつき会奨学委員会へのご質問は なんでも
〒108-0073 東京都港区三田3-9-9 森伝ビル7F
(株)アークコミュニケーションズ気付
TEL:070-6400-0257 (平日10-18時) Fax:03-5730-6134
Email:grant@satsuki-kai.net
へ ご遠慮なくお寄せください。

発信元 さつき会奨学金委員会